篠田:2003年発売の「伝説」から、ついに2枚目のソロアルバム「ふるさと」完成、大変おめでとうございます。僭越ながらハカマニアの一員として、いくつか質問させてください。
以下緑字の質問が篠田氏、黒字の返答がはかまだです
| ・「ふるさと」というタイトルはいつごろ決まったんでしょうか。 |
| 作業の中盤くらいです。なんか懐かしい感じの曲が多いなと感じて「ふるさと」か「すこやか」で悩んだんです。で録音担当の後藤君に聞いたら「すこやかだとなんかあざとい」って言われて「ふるさと」にしました。 |
| ・曲はこの日のために作りためておいたものでしょうか? |
| ここ10年くらいの間に作った曲です。「網走スケート少年団」は新曲ですが…サード・クラスでは表現出来ない曲を集めたって感じですね。凄く個人的なやつです。 |
| ・録音にかかった期間は? |
| 録音は5時間を6日間くらいですね。だから30時間くらいじゃないでしょうか。 |
| ・4trカセットMTRを使っての録音だったと伺いましたが、録音はスムーズでしたか。 |
| 録音のスイッチを押してくれる後藤君がテキパキやってくれました。後藤君がお客様でもあり、後藤君にウケるまで歌いました。2人で出来上がりを聴いて爆笑出来たら合格って感じです。 |
| ・ジャケットイラストすごくいいですね! |
| ジャケットは元たまの石川さんと仕事してた人でトモさんのライブにも来てくれてて知り合いだったんです。山中奈緒子さんっていうんですが彼女の作るダンボールアートが衝撃で今回頼んだんです。 |
| ・裏ジャケットは、ハカマさんどのへんにいるんですか。 |
| いや(笑)いるんですよ確実にたぶんあの中にバカみたいに立ってるんですよ。小学校3年生くらいの時かな。 |
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では、一曲ずつお聞かせください。
1.もものうた |
| ・以前に「不思議なツアー」メンバーでCD化したものとの違いを教えてください。 |
| この曲を入れたのはご挨拶って感じです。僕を知ってる人の中では有名な(笑)曲なんで。ヤング100vの茶谷さんがスパイスきかせてくれてて前回とは違う感じになりましたね。くだらない曲ですがなぜかライブで盛り上がるので大切に歌ってます。 |
| ・ふと気がつくと口ずさんでしまうメロディー。ピンチの時に口ずさむと倍やばくなりそうですが、こういう歌詞とメロディーはどちらか先に作るのでしょうか? |
| この曲を作った時の事は良く覚えてます。渋谷に酸素バーが出来たって聞いて興味があったので行ったんですよ。カプセルみたいのに入って酸素をいっぱい吸ったんです。終わって出たら「ピンチの時にピンクのピーチを持ってくる友達」っていうのが浮かんで歌詞と曲がいっきに出来ました。家に帰ってあっという間に完成しました。 |
| ・ゲストボーカルも冴えてますね。 |
| 茶谷さんを入れたのは良かったです。新しい風が吹きましたね。 |
| ・「どうしたの?」っていうセリフが好きです。 |
| ああいうのは無意識にやってるんです。自分でも良くわからないんですね。 |
2.ダンスとうまく踊りたい |
| ・これは何かを見てインスパイアされた曲でしょうか? |
| これは僕の失恋を歌った曲なんですよ。昔、昔の。醜い男っていうのは僕の事です。 |
| ・ギターの録音の質感がとてもいいですね。 |
| カセットMTRとマイク(クジラ)の相性が良かったんですね。大塚さんのミックスも良かったですね。 |
3.アジアのお祭り(インスト) |
| ・これは元々インスト曲として作られた曲でしょうか。 |
| 前のアルバム「伝説」の路線ですね。凄く気に入ってます。元々インストですよ。 |
4.渋谷の思い出 |
| ・これはどういうライブの時の演奏ですか? |
| トモフスキーのワンマンライブでトモさんに「時間あげるから面白い事やって」って言われて考えました。反応が良かったので収録しました。ふざけてますね。 |
| ・この時(15年前)以降はだまされたりはしませんでしたか。 |
| 家にイオン水が出るシャワーの売り込みが来て「1ヶ月ただです」と言われて1ヶ月スベスベの肌を保ちました。凄く良かったです。で1ヶ月後に担当の人が来て「買えコノヤロウ!」みたいになってその人の口が凄い臭くて。断りました。売り込みは1時間くらい続いてずうっと臭かったです。 |
5.ローズタウン |
| ・「ファッファッ ファッファッ ファファッファー」というメロディーはローズタウンで流れてたメロディーですか? |
| あれは最高だと思ってます。あんなにバカバカしいフレーズってないでしょ?ローズタウンでは流れていないですがあのフレーズがローズタウンです。 |
| ・ローズタウンは現在もあるのでしょうか?最近訪れましたか? |
| 今は無いんですがイオン系列なのかな?メンバーのクメムラさんが札幌で見たって言ってましたね。2年くらい前に。 |
| ・試奏みたいなアナログシンセが…やや邪魔なような… |
| ミックス、がんばりましたね。あれでも大分削ったんですよ。ミックスでなんとかなりました。 |
6.退職できない |
| ・これは…身近な人の曲ですね。 |
| 父親の曲。凄く気に入ってます。なんかちょっとおしゃれ風の伴奏にああいう歌詞が入るのが良いんですね。 |
| ・カシオトーンのいいところが出まくった曲ですね。 |
| カシオトーンは凄い好きです。こんなに良い音あるの?って感じです。音が全部ショボいんですよ。それを気合い入れて作ったCASIOのメーカーの人すごいです。カシオトーンは90年くらいのバブルの頃に買いました。 |
| ・「送るから!」というところが夢に出てきそうです。 |
| あれは録音の時に後藤君がいなければ出来なかったかもです。彼がずうっと笑いこらえてましたね。 |
| ・なんで「ワオ」だけエフェクト抜いたんだよ…。 |
| 大塚さんのポリシーですね。 |
※大塚より:エフェクトかかっている方はお父さんの電話の声です。ワオははかまださんの(心の)声なのでノンエフェクトにしました。
7.南ケ丘のばあちゃんの唄2017 |
| ・この曲はかれこれ20年くらい聴いている気がします。新バージョン(長生き)おめでとうございます。昔より曲調が明るくなっている印象が。お婆さまには何と呼ばれているんですか。 |
| 「たく」って呼ばれてます。ばあちゃんと会いたいです。来年会いにいこうと思ってます。ばあちゃんは「ばあちゃん」と呼んでます。僕が老人ホームに行ったら号泣されたのでもらい泣きしないようにしないとです。 |
8.バイク通学 |
| ・あれ、バイク通学してましたっけ。 |
| 小学校の頃網走の大学でバイク通学している人を見かけたんです。それを凄くかっこ良いと思ってました。昔のスクーターみたいな凄いショボいやつ。そのショボい感じがたまらなかったです。 |
| ・世紀末ヤンキー高校なイメージですね。 |
| 家の父親は教師で暴力教室だったのです。衣服とかもみくちゃになって家に帰ってきたことがありましたよ。大変な仕事だと思いました。 |
| ・21世紀になってグリッサンドを聴くと思いませんでした。 |
| テレレンテレレン!21世紀だから弾くのですよ。 |